Pre-PGP 2020 R6にご参加下さった皆様ありがとうございました!!
この文書は前回プレPre-PGPより引き続き私青い厚揚げがPre-PGP運営に参加させて頂いたことについてだらだら書いたものです。
プレPre-PGPでやや燃え尽きていたところもう次のPre-PGPあるのかーーーということで、運営に参加するかどうか迷っていましたが、一応自分が前回から引き続き参加しておいたら全体の流れを一応知っていることもありますし便利なこともあるかな?と参加を決めました。結果としては前回より引き続き主催(代表?)の白岡市民氏が全体の進行からよろずの事の決定等指揮を執って下さいまして、こういうリーダー的な事が出来る方はすごいな・・・と思いながら自分は前回同様ほげほげしていた感じでした・・・。ほげほげとは・・・。
Contents
作問について
最初にコンテストの問題の作問期間が始まったのですが、プレPre-PGPでやや燃え尽きており最初はパズル作るのかー気力が回復したら・・・といううちにどんどん問題が揃ってきてわわわ・・・(おじさんが書くと全然だめですね)と問題を作った感じでした。結果本コンテストでの出題は1題になってしまって申し訳ないなーと例題は4題ほど作りました。では各問について以下語ります。
2.Japanese Column Dance
もちろん今まで作ったことが無いパズルなので、これはどこが面白いのか、を考えることからまず初めてみました。
色々考えた結果、各列にちょうど〇が1つ、つまり0個でも2個以上でもだめなんであることが面白いかなーということでそれを意識的に使った問題に・・・した・・・つもりなんですが・・・どうだったでしょうか。入り口がどこか分かりづらいのもどうかと思って大きい数字を入れてここから解くんだぜ!と分かりやすくしてみたつもりでしたが、Japanese系のタテ列やヨコ列の黒マス確定ヒントパターンでなくて黒マスが5つ連続するなら少なくともここは黒マスになる、という入り口はやや難しかったかな・・・。と反省しております。一応作意の回答手順は解説ファイルに書いてみたのでよかったら読んでみてください!!
あ、ちなみにヨコ列ごとに1つにする記号は〇でないやつでも問題ない説もありましたが、そういうところで解き手の混乱を招くのも如何ということで自主規制して〇のままにしておきました・・・。
今回の没問
黒マスの入れ方の入り口から初めてみるか・・・と作ってみたのですがやや簡単かということで没になりました。
1.Column Dance(例題)
さて、ここからは例題です。前回のプレPre-PGPでは例題は本家PGPのインストファイルより引用させて頂いておりましたが、今回は例題も運営で作ることとなりました。
確かに、例えば自分のようなPGP初心者目線で考えてみると、そもそも例題で既に難しい事もあるしそもそもインストを事前に読む事自体結構大変は大変なのでそこの負担を軽くするのは大切なことだなあ・・・と思います。
それで改めて例題について考えてみたのですが、初心者の方が最初に手を付けるであろう問題群であることを考えると力を入れて作るべきだな・・・と頑張って作ってみました。
さて、初めのColumn Danceの例題に関して考えてみところまああまり手筋的なのでどう、というのよりは見た目で面白い方面がよさそうかなーという結論に至ったのでその路線で探してみました。やっぱりつかみは大切だよね!!というのもあります。
具体的にはプレ的な、またはパズルと関係あるようなものが望ましい、文字・文字列を〇で作ってみて逐一解いて良さそうなやつを探すという作業でした。初めはなんかの一文字が良いんじゃないかなーと探してみましたが、文字は左右対称のものがまあまああることもあり、タテ列で同一の〇パターンが複数タテ列にあるのは良くないよな、というところからいい候補が見つからず、英語でPreと書いてみてもあまり上手く行かず、最終的には日本語の「プレ」を書くことで落ち着きました。
今回の没問
文字が色々だめなので作ってみたものです。我が出すぎかしら(しかも微妙に難しいし)ということで没になりました。
そのまま書いてみた、ものです。答えがひどいのでそもそも没です
7.Railway(例題)
8.Japanese Railway(例題)
おっ?黒マスもありつつループを作るやつ・・・作れるかも!と作ってみた例題でした。しかし、なかなか大変なポイントが・・・。
まず本家PGPのインストにおいてはこの2問の解答図が同じになるような問題になっていたので初めはそういう風にするつもりでした。しかしここで例題が果たすべき目的とは・・・しかも初心者に向けて・・・という考えにぶち当たりました。結論としては、例題はやはりルールを全て使うものが望ましいであろう、ということで小さい盤面でそれを実現しようとしてみたのですがなかなか難しかったです。例えば数字が3までだと数字順になるルールは気にしなくても良くなっちゃいますので4までは出しておかないといけませんし・・・。
しかも今回のこの2問の場合、前半の7.Railwayでは書き込めるのは線のみで、線は黒マス以外のマスを全て通る(シンプルループのような感じです)一方8.Japanese Railwayでは線でなく黒マスも書き込めて、すべてのマスに線が通るとは限らない、っていうか線が通らないマスは黒く塗る、というようなややややこしいルールになっており、そこの差を例題で示しておくべきじゃないか・・・ということもありました。
ゆえに数字・十字交差ヒントは共通のものを表出しつつ、Japanese RailwayではRailwayと違って通らなかったところは黒マスにしていいんだよ~というのを強調する作りに・・・した・・・つもりです。解答図が同じだとその辺の違いが説明しづらいかな~ということで答えは少し異なるものにしてみました。
今回の没問
7.Railway
8.Japanese Railway
最初単純に考えて解答図が同じようになるように作ったものです。3までじゃ数字順のルールが使えないのもあって没になりました・・・。
13.Parking Lot(例題)
おっTokyo Parkingっていうパズル思い出すな!って感じのパズルです。
まあ名前だけ知ってる感じなんですが・・・。実際このパズルも解いたことは無かったので例題ではどういう考え方を入れて作るべきか、というのを考える所から始めました。
実際当コンテストの白岡市民氏・謎垢氏の問題を解いてみたり、本家PGPの例題を解いてみたり、自分で何題か作ってみたところ、なかなかややこしい上に数字ごとの車の向きの見落としも多そうなパズルだな・・・という印象でした。このマスは車は入るがどの車か分からないとかここは他の車のマスにはならないとかそういう状態が色々あるのがややこしい、という感じですかね。
それで結局例題をどうするべきか悩んだのですが、とりあえずわかりやすい入り口でよさそうな大きい数字をまず入れてみました。
その後も色々考えた結果、Parking Lotは結局車ごとの向き・長さに関して仮置きみたいな感じで逐一検討しなきゃいけないパズルでそれ自体かなり厳しさがあるなと感じたので全体のヒント数を少ない感じの例題、というところで落ち着きました。
今回の没問
真ん中の車がやりたかったっていう感じの問題です!!ヒント数が多いので最終的に例題ファイルの問題と比較して没になりました。
うーむ解き味が微妙かしら、ということで没になりました。
あ、あとハニーアイランドの例題一応作っていたのですが全然自信が無くて出してなかったやつもおいておきます(結局例題のハニーアイランドは他の方に作って頂いて良かったです)
どうしても闇がありそうなパズルなので闇っぽい感じは少し残しつつ回答すべきところを小さくする、という発想で作ってみました。
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色々好きに書いてしまいました。
その他の話としては、本家PGPの方でサーバーの不具合?のようなものが有ったのかコンテストが延期されたようで、本当に”プレ”なコンテストになるとは・・・ということもありました。
また、ペンパ君の制作者の方がGP矢印(アンサーキーの2aとか2bとか書いてるやつのあの矢印です)を追加して下さったということもありました。とてもありがたいですね・・・。ペンパ君のおかげで作図が容易に出来て、形式も統一できるのもあり本当にありがたい・・・。
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最後にPre-PGP 2020 R6に参加して下さった皆様、運営メンバーの皆様、その他関わって下さった皆様に感謝を申し上げて文章を締めさせて頂こうと思います。長い文章でしたが読んで下さってありがとうございました!