月別アーカイブ: 2021年5月

ペンシルパズル入門記事爆撃企画の告知をとうとうしました!!

とうとうしたんですが28日に早解き大会もやるので準備が!!あ!!ぬわーーっっ!!

ペンシルパズル入門記事爆撃企画 in noteの告知

 

5月28日~5月30日でやります!!よろしくどうぞ!!

競技パズルについて雑に呟いてしまった話

全然知らないくせに雑な呟きをして不穏な感じにしてしまってすいませんでした!!

競技パズルを広めたい風なツイートを見かけた後数日頭の中にそれがあったのがきっかけのツイートではありました。
 
最近自分がパズルを広めようとしてやったことをもう一回言葉にして
 
・楽しそうにしているところを見てもらう
・初心者の方向けの導入を丁寧にする
・内輪でのみ共有されている知識を言語化して置いておく
 
の3つが大きい要素だったかな、と思うていたんですが、このうち一番上の楽しそうにやっている感じとか印象を受けることが競技パズルの場合に少ない(というか結果を見て悲しんでいるツイートを見かける事が多い)気がしたので呟いたものでした。
 
競技パズルへの案内を書いている方や、ルールの和訳を書いている方がいらしたり、Pre-PGP等のビギナー向けの大会を開催している方がいらしたりして、下2つに関して取り組みが存在する気がしているので、その魅力自体を表現するものが(自分の主観で少ないと感じたので)もっと有ればもしかしてもう少し広まりうるんじゃないであろうか、という感じですね。
 
まあでも改めて思うと、競うというゲーム性が自分の嗜好と一致してない(not for meてやつですか)ので魅力を感じられていない部分は多分にあり、現に世界中にプレイヤーがいるので分かる人には十分魅力があるものだと思います。
 
まあもっと個人的な問題を言うと、自分は煽りとか早く解けた方がなんか偉いみたいな感じはそんな好きじゃない上に、能力が低くて実際に早くは解けないし、早く解くことに関心もない所で、うっ早く解けない・・・ということをやや食らっていたところはあるのですが(音ゲーでもうまさを比べられると食らっていました)、今改めて考えてみて、早く解くとか競争に関心がある人と、自分みたいなそうでないところに関心がある人とのかなしいすれ違いなので気にしなくてええんやなあと自分の中で整理が付きました。うーむよかったよかった。
 
ここで競技パズルは厳しい競争で勝利することが好きで有るとか、その誇りが好きであるとかそういう人向けのものである、とするならばそれはそれでそういう世界もあるなあ、と思う一方、広めようという観点から見ると競技パズルは人を選ぶものであるというような定義はある意味ターゲットを絞る側面もあるのかなあと少し思います。ちなみにこのターゲットには自分は入っていないと思います。ぬわーーっっ!!
 
そういう人向けじゃない者として広めようと思うのであれば、もちろん早解きの問題自体が面白いであるとか、作り手としての楽しみであるとか色々な側面の楽しみにスポットライトを当てていく方法なども考えうるはうるのかなあ~と思いつつ、こういうわいわい楽しい系方針はプロっぽい厳しさで発展させていくのとは必ずしもなじむとは限らない方向性だなあ~と思いますし、競技パズルは真剣勝負の場としての楽しさを表現する場としてやっているのかしらんと傍から見ていてなんとなく感じるのでまあ実際そういうものなのかなと個人的には思っています。
 
更に英語のサイトで開催されるので英語が分かった方が良いとか、毎回インストラクションファイルを読まねばならぬ(例えとしてゲームで考えてみると、説明書を読むのも面倒だぜという人もいる中ほどほど分量がある説明書を毎回よまなあかんと思うとなかなか大変な気がします)など確かにみんながやるにはちょっと敷居が高い要素もあると言えばあるのでその意味では厳しい感じに見なす方が自然という向きもあるかもしれませんね(?)。
 
最後に思うのは、現状パズル界でみんなでパズルを解いて楽しもうと言うとどうしてもパズル早解き大会になってしまい、早く解く楽しみがメインストリームっぽく何となく感じられてしまって、早く解けない自分みたいな人はうっとついつい感じてしまうのですが、きっと自分みたいなパズルへの関心の持ち方をしている人もいるので、例えば早解き大会でも特別早く解くとか成績の部分を強調しないなどしてそういう楽しみ方をもっと模索して拡大して行けたら、早く解くのもそうでないのもそれはそれでパズルへのそれぞれの関心の持ち方の違いでそれぞれの楽しみ方という考え方によりなれやすくなるのかなあ~ということです。
 
世界パズル/数独選手権の感想でたまに見るのは世界のパズル人と交流できるのが楽しいみたいなことで、それに日本代表選手にならないと参加できない(らしい)というのがますます早く解くのに関心がある人メインの文化であるという印象を(個人的には)受けてしまうのですが、今ではSNSで海外の方とも比較的気軽に交流できる時代になったと思うので、世界の方に目を向けてそういう方のコミュニティもどんどん広がっていったら競技とは関係なくワールドオフ会みたいな事も出来るようになったりしてそういう機会が限られた人のものでなくなるかもしれませんし、実際もう既にそういうイベントもあるのかもしれません。まあ自分は英語も出来ないし、人と会話するのがそもそも苦手オブ苦手なので全然興味が・・・死(よく死ぬ)。
 

今日も夜更新になってしもた

うーむそろそろまた朝書けるように戻したいですね(?)

昨日に引き続き本の妄想をした

うーむいずれにしろ再び今までの自作問題を全て解きなおす必要がありそうです。まあ一度何となく解いて何となく難易度付けされてるのでそのあたりから選べばよいのかなあ~という感じです。まあ死ぬまでにしたいことではあるのでいつか・・・いやこれが今でしょなんでしょうか(?)とりあえず月末は某noteイベントをやりたいと思うのでそれからですかね・・・。

そのイベントの告知まだ書いて無くないですか

ぬわーーっっ!!昨日明日書くと、こう書くとややややこしい感じの事を言うてしまったのでこれから書きます!!よろしくお願いいたします・・・。

ここ最近

祖母が検査入院ということになりましてそれでちょっと忙しい感じでした。

某感染症は祖母は陰性だったのですが、それでも結局現在お見舞いは一律無しという決まりになっているようなので、今日は身の回りの物を預けに行った感じでした。ほんとに例のニュースで見てる病気の影響を直に感じた出来事でしたね・・・。

祖母家の猫が寂しいかなと思って様子を見に行ったらめちゃ威嚇されてしまいました。普段自分になついているうちの猫の臭いがついていたりしたんでしょうか・・・。いや昔かまいすぎたのでその時に嫌われてしまったのかも・・・。

日記を書き忘れたので夜に書く

書いてなかったのわーーーっっ!!

ヤジリン本の妄想をした

そういえばヤジリンのPDFをいつか出したいと思って1年ぐらい経過してると思うんですが、死ぬまでにやりたいことだったなと思って再び妄想を初めて見ました。うーむnnの手筋に関して、説明するのに分割充填+禁止系の話が必要になるのでその辺まで書いた方がいいのかなあ~と思いつつ、2列飛ばしの制約に関して以下のやつはさすがにとてもマニアックすぎるので右側の形だけ書こうかなあ~と思ったり、まあ書かない段階での妄想というのは夢がひろがりんぐという感じで・・・。

(一番左の形は矛盾するので禁止系、真ん中の黒マス配置ではいずれにしろ上下に一本ずつ線が行く形、右側の1↓1↓の黒マス配置はどっちも上かどっちも下の2通り)

あと今日は何もしてないんですか?

ぬわーーっっ!!

ちょっと予想外のイベントが生じてしまったので今日はあまり時間がありませんでしたね・・・。また明日がんばりましょう・・・。

 

記事を書いたりするうちに1日が終わってしまった

記事を書くにあたって自分の過去のツイートを見返してみたんですけど、昔の切れ味最近ないなということで少し引き締まる思いです。いやとんがらなくていいんですけど・・・。

記事を書いたりするうちに1日が終わってしまった

昨日の記事良かったら見てね!!

ヤジリンを広める為に考えたこと、したこと

久々にほんとに頭を使ってしまったのでなかなか大変でしたね・・・。まあ自分のしたことと言えば、

・自分自身が楽しんでいるのを見かけて頂いて興味を持ってもらう

・初心者の方向けのチュートリアルは丁寧にする

・ペンパマニア勢とそうでない方の知識等のギャップが多い気がするのでそれを減らす為に、記事や解説などを充実させる

かなあと一晩経った今改めて思います。まあ興味を持って下さった方に役立つコンテンツを増やしつつ、慣れてきた方向けにも大会を開催するなどして難しい問題の楽しいやつもやりつつ、という感じで来た・・・つもり・・・かなあ~という感じでしょうか。

こう書いて一般化したら別のゲームにも使える方法にワンチャンな・・・うーむならないかも・・・。

さしあたってヤジリンに関しては割と色々整備した状態にできているのかなあ~とか思いつつ、1つまずペンシルパズルとしてヤジリンを知って頂いたならば今度は別のパズルも知って頂くにはどうしたら良いのかなあ~と思いつつ・・・あ、でもとりあえず1つあるパズルを知っていれば知らない場合よりは他のパズルもやりやすくなるかなとも思いつつ・・・ペンパデビュー週間開催中みたいです!!

今日それだけなんですか

ぬわーーっっ!!

ヤジリンを広める為に考えたこと、したこと

まあ広めるというよりヤジリンひいてはペンシルパズルの楽しみを多くの方に知って頂けたら良いなあ~という感じではありますが・・・。

まずヤジリンって何?

ペンシルパズルの一種です。パズル通信ニコリから生まれたパズルで、要するにナンプレみたいなやつです。詳しくは以下のリンクを見てね!!

seesaawiki.jp/pencilpuzzle/d/%b2%f2%a4%ad%ca%fd%28%a5%e4%a5%b8%a5%ea%a5%f3%29

したことの概略

私青い厚揚げのツイッター(@aoiatuage)にて約2年前より毎朝8時にヤジリンの問題を出題し、また毎月14日と28日にヤジリンの早解き大会を開催してきて、今も継続しております。その他ツイッターでパズルのイベントを企画してみたり、ペンパWikiを立ち上げてみたりもしました。

色々してきて実際ヤジリンが広まったかというと、2021年5月22日現在、パズルの投稿サイトであるパズルスクエアでもヤジリンが2000題ほど投稿されていたり、ツイッター上でも自分含めヤジリンを解いたり作ったりする活動がぼちぼち行われていると思うので、数年前よりはヤジリンの知名度は実際広まっていると捉えております。

活動を始めた・続けている動機

自分はパズルの類が好きで、始めたきっかけは何となく作ってツイッターに投稿してみたらフォロワーの方からの反応が多くあって嬉しかったからです。

また、今までリアルで(ナンプレやクロスワードなど以外の)ペンシルパズルを知っている方はそうは居なく、というか居なかったのでこの楽しみを知って頂けたらよいのになあという動機も始まって数か月ぐらいで意識するようになり今もそう思っております。

更に、リアルで広めることも少ししたことが有るんですけど、そこではパズルを作る段階までして下さる方は居なかったので作り手の方も増えて欲しいという動機もあり、これは初期のころは特に大きく意識していました。

何故ヤジリンは広まったか・自分が考えたこと、したこと以外

自分が考えたりしたことは大したことじゃなく、むしろ運やその他の要因が大きいと思うのでまずこちらで思いつくものを列挙してみようと思います。

・運

自分の活動の初期にある程度の規模の反応が頂けるようになったのは、たまたま自分がbeatmaniaIIDXの音ゲーマーで、その繋がりの方にパズルを遊んでみて下さる方が多かったこと、そしてその繋がりの中に某大の音ゲーサークルの方がいらして、その方から広まったのが大きかったと思っております。私が活動を始めたのは2019年2月ですが、奇しくも2~3月は大学生にとって春休みであることが多い時期だと思います。

・ブラウザでパズルを作って解けるツールの存在

ぱずぷれv3というヤジリン含む各パズル種ごとのエディタで、ブラウザでパズルを作って出題したり解いたりできる連続発破氏作のツールがあり、ツイッターで見かけたらすぐ解けるこの障壁の少なさはパズルを多くの方に解いて頂こうという場合にとーーーてもアドバンテージでありますし、このツールが無ければ自分も毎日出題をすることはおろか、ツイッターでパズルを出そうとも思わなかった可能性もあります。

なお現在では、ぱずぷれv3の他にもブラウザでパズルを作ったり解いたりできるツールとしてぱずりんく、パズル種を限定しない汎用エディタであるペンパくんなどが存在しますね。

・パズルを作って下さったり、毎日投稿してくださる方や大会を運営して下さる方の出現

一応後述するように、自分でもパズルを作って下さる方が増えてくれたらなあと思って色々しなくは無かったんですが、まあそれはそれとして実際パズルを作って下さったり毎日投稿して下さったりパズルの大会を開催して下さったりする方がいらしたおかげで、(ヤジリンに限らず)パズルに触れる機会が増えたことは広まった要因の1つになると考えています。

・ペンパソルバーの誕生

2019年4月にみゃーみゃ(@3892myamya)氏によるヤジリンのソルバーが公開され、以降機能が追加され今ではだいぶ多くの種類のパズルのソルバーとなっています。

現状のペンシルパズル界では唯一解(答えが1通りである)でないパズルは断りが無い場合問題不備と見なされるのですが、このソルバーは唯一解判定(唯一解でない場合解けませんでしたと出る)をしてくれるので、パズルを新しく作り始めた方にとっても、パズルをずっと作っている方にとっても唯一解チェックに活用することが出来ます。

パズルが広まるにあたって、パズルを作る時に厄介な要素である唯一解性を保証してくれるこのツールの誕生は大きいことであったと思います。

 

ちなみに同氏の作成したツール(ゲーム?)に自動生成のパズルで遊べるペンパガチャもありますのでぜひぜひ見てみてください!!

myamyasdvx.herokuapp.com/sudoku.html

・パズルスクエアの誕生

 

2019年5月にパズル投稿サイトであるパズルスクエアが生まれました。ここから(難易度は作った人がつけているためばらつきがある等のことはありつつも)パズルに触れる機会が増え広まった要因の1つかもしれません。

・ヤジリン自体の面白さ奥深さ、作りやすさ

何しろ2年ぐらいやってて未だに面白いと思うヤジリンというパズル自体の素晴らしさ、面白さはヤジリンの広まった要因の1つとして挙げられると思います。

また作っていて矛盾するところがあれば最悪ヒントで埋めちゃえば大体どうにかなるというような、ヤジリンの作りやすさもまた広まった要因の1つになると思います。

何故ヤジリンは広まったか・自分が考えたこと、したこと

次は本当に役に立ったかどうかは分かりませんが、自分が考えたことやしたことを列挙してみようと思います

・ヤジリンを遊んでて楽しそうにするということ

広めるのに直接的に楽しいよ!!と言うのも良いのですが、自分にとって一番良い方法と思うのはやはり自分が楽しそうにしている所を見かけて頂いていつしか興味を持って頂くことです。その為にした事を色々列挙してみます。

毎日投稿した

毎日投稿を始めたのはたしか自分では無かったと思いますが(うろ覚え)、とりあえず見て頂くにはとりあえず毎日やった方が良いのかなというのはYoutubeであるとか色々を傍から見ていて思ったのでそうすることにしてみました。おっ、今日もやってるやってるてな感じで・・・。

毎日投稿問題のアーカイブです

docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vRH4IkN5295L1ojgiUxJ6KG8kg3z4dq6O8izci7EmHdth4_rXhNE7yzc-p1DDAkX8lTEnMBUjLfc5D-/pubhtml

大会も定期開催した

早解き大会をしてほしいというツイートを見たので大会を始めてみたのですが、まあこういうイベントがあったらより楽しい気がしたのでこれも定期開催することにしてみました。

その時考えたことは以前の日記に書きましたが、概略を言うと定期大会という自然な目標を置くことでヤジリンの上達自体もゲームっぽく出来るかな~とかそういうことを考えてルールなどを決めたりしました。

ヤジリン5月早解き大会①を開催した話

早解き大会のアーカイブです

docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vQiEeCnNoaEc01L40s1HHZd6iZL5AoCa3vtdCFQFNGwGua-XgveGQAykuxW40vpwEnFsWyCqnBhbd48/pubhtml

他のパズルを作って下さった方の問題を解いたりした

特に初期のころは他の方が作って下さった問題などは積極的に解いて感想を言う等していました。最近は時間の使い方が上手くなくてできていませんが・・・。

その他イベントや企画を運営した

パズル期末試験開催要項

青い厚揚げ杯2019結果発表

その他思いついたパズルを使った企画を色々やってみたりしました。

・チュートリアルを丁寧に書いた

togetter.com/li/1332729

seesaawiki.jp/pencilpuzzle/d/%b2%f2%a4%ad%ca%fd%28%a5%e4%a5%b8%a5%ea%a5%f3%29

これは役に立ったかどうかは分かりませんが、自分の個人的な感想では初心者の方向けの例題・解き方やルール説明だと分かる人向けかな?と思っており、じゃあ自分の思う限り丁寧に書いてみても良いのかなあ~ということで割と丁寧めに書くようにしてみました。

まあ丁寧すぎるのも自分で分かる楽しみが無くなっちゃうんじゃないかということもありますが、見たい方は見ればよいし、そうでない方は見ないという風にできるので有ったら良いものだろうなあ~と思っております。

もちろん分かる人向けの説明もくどくなくて良いと思いますし、色々なルール説明・例題解き方が存在すれば多くの方にとって良いのかな、ということで自分は丁寧めのアプローチをしてみたというところでしょうか。

あ、チュートリアルではないんですがここ最近は毎日投稿のヤジリンの解き方ヒントをフリートにて投稿していたりもします。これも有るだけあったら見るも見ないもできて良いんじゃないかということでやっては見ています。

・あんまり脳トレ感を出さなかった

これも良かったことかはわかりませんが・・・。

パズルと言うと何かと頭が良いとか脳トレとかのイメージが有るんですけど、これも個人的になんだかすごい人向けのやつなんだなーと圧倒されてちょっと敷居が上がっているかも、と感じることが有ったり、自分の実感として別にただ単に慣れの問題でそんなに頭使ってる感じもしないので、自分は全然そういうIQ的な感じとは関係なく出題したり解いたり、問題を作ることにもそういう風は出さないように意識的にやってみたりはしていました。

まあパズル期末試験(というパズルの大会をやろうというイベント)では若干勉強っぽいニュアンスを出したりしましたが・・・。

・ヤジリンの作り手を増やす/暗黙の了解をちゃんと書く

最初辺りに書いた通り、パズルの作り手が増えてほしい!!と密かに思っていたこともあり、当初から意識的に自分のパズルの作り方を公開したりなどしていたのですが、数年活動して行くうちにもしかしてペンシルパズル系の方には共有されていてかつあまり明文化されていないが元々ペンシルパズル系でない方には共有されてないことが割とあるかも?とちょっと思いました。

例えばペンシルパズルは唯一解にしないと現状では多くの場合問題不備とみなされるのはみんな知っているわけでは無いのかも?というようなことです。こういうことが多いとペンシルパズル界隈に入って来づらいのではないか・・・と唯一解性だけでなく以下の事を書く機会の有る時は意識的に書くようになりました。

理詰め

もちろんパズルの種類にもよるのですが、ペンシルパズルでは広く「人間に容易に確定できるパターンの箇所を探して確定箇所を埋める、そこをある程度埋めたらまた次に同様に人間に容易に確定できるパターンの箇所を探す、これを繰り返す」解き方が想定されて問題が作られてい(ると思い)ます。

あ、これって誰しもやる一般的なことでは無いんだというのはパズルを出題したときにフィーリングで全部埋める解き方をしている方や、ヤジリンで言えばループを複数書いてそれをつなげて最終的に1つのループになるようにして解いている方を見て思いました。

この考え方が重要なのは、パズルを作る時、唯一解にするために「解くように作る」時に使うからであって、自分は以前、パズルは解くように作るんだよ~って言った時に、その方がフィーリングで解く方だったので問題が作れないことがあったりもしました。

今ではチュートリアル部分で、当然他の解き方もパズルの楽しみ方なので否定しないよう「ある1つの解き方としてここでは理詰めで解く」ことを宣言して理詰めで説明することで、自然に理詰めという考え方に触れられるようにできている・・・かしら・・・と思います。

手筋/難易度

手筋というのは有る箇所を確定する部分的な、または偶奇みたく大域的なこともあるパターンで、パズルの難易度を決めるときの要素としても良く使われている気がします。パズルの難易度付けは難しく、手筋による難易度設定では理詰めで解かない場合には必ずしも体感難易度と一致しない場合もあると思うと難しく、結局一つの目安でしかないんだなと思ってはいます。

それはさておき、ここら辺のパズルごとの手筋や、それに基づく難易度設定のような、ペンシルパズルを楽しむ人の間ではある手筋を使った問題を出し合ったり、その問題の難易度はこれだよねというコミュニケーションがなされたりで共有されているけどそれ以外の方には知られていない知識が増えてくると、特にネットヤジリンのようなだいぶ難しい範囲の問題も良く出されている場合であるとなんじゃこの問題は!!!ってことで新たに始めづらいし、パズルの問題を初めて作って下さった場合も難易度設定が良く分からないということ等で新しくパズル解いたり作ったりして下さる方のハードルになるかな、と思っています。

そこで自分のやっているヤジリンの場合は手筋集及びその手筋集を作っておりある程度の既知の手筋に関してはある程度まとめて誰でも見られる状態にしてみています。そして、その手筋集を元に、ふつう~やや難しい~難しい、の自作の難易度基準を作っており、更にその難易度基準を公開することもしてみています。ヤジリン10×10の説明タブの所に書いてあり、1~18を三分割してそれぞれ概ねふつう、やや難しい、難しいとなっております。

docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vRH4IkN5295L1ojgiUxJ6KG8kg3z4dq6O8izci7EmHdth4_rXhNE7yzc-p1DDAkX8lTEnMBUjLfc5D-/pubhtml

もちろんこれもヤジリンというパズルの難易度のゲームとしてのデザインをどうするのかの答えが1つな訳は無いので、あくまで一例としてではありますが、難易度付けの参考として無いよりは良いのかなと思っております・・・。

なお、手筋集を公開すると自分で気づく楽しみを奪うことになるという懸念もありますが、一応手筋集の冒頭でネタバレのようなものなので・・・と断りを入れつつこれも丁寧なチュートリアルと同様、見るのも見ないのも選択可能なので有るだけ有った方が良いものなのかなあ~と思っております。

ペンパWikiを作った

それらの内輪の事を明文化すること、作り手を増やすこと、ペンパを知っていただく機会を増やすこと、を目的にペンパWikiを作りました。自分の書いたヤジリンの項では

解き方(最初の説明・理詰めの自然な導入)
練習問題(布教用、慣れる用)
手筋集(難易度付けのための・攻略情報・読み物)
作ってみよう(解きながら作る)

という感じで、理詰めを導入しつつ慣れて頂き、手筋集で(攻略法のサポートをしつつ)ある一例の難易度設定の基準をなんとなく示し、作ってみようでは唯一解性にも触れて作って下さる方向けの配慮をし・・・してみたつもりではあります!!!!

seesaawiki.jp/pencilpuzzle/

これからの展望

まあ大体こんなもんでありますが、これからは何ができることがあるかな~というのをいくつか書きつつこの記事を終わりにさせていただこうと思います。

・ペンパWiki(チュートリアル等)の拡充

ペンパWikiは現状あまり更新出来てはいないのですが、ヤジリン以外の多くの種類のパズルでチュートリアルを用意したり、手筋/難易度あたりの整備をしたりしたらヤジリンだけでなくペンシルパズル全体を広めるという意味でちょっと良いかもしれない、と思いつつなかなかたいへん・・・うっ!!!

余談ですが、画面上では正解判定を出せるので「解いて入門するヤジリン」みたくゲームのようなやりながら覚える形式みたいなチュートリアルの方法を探求してみるのも面白いかもしれません。

解いて入門するヤジリン

・楽しそうにしているのを見ていただく機会を増やす

今までみたくイベントや大会を思いついたらそれをやってみるのも良いですし、ツイッターでない他の媒体・・・Youtubeとか・・・で楽しそうに解く配信とかしてみたら良いかも・・・あ、でも自分は配信は難しいのでありました・・・。とりあえず他媒体の意味でnoteに毎日投稿ヒントフリートのスクリーンショットをぼちぼち投稿してみたりしています。

note.com/aoiatuage

その他、パズルのいろいろな楽しみ方を見出すということで作り手側の楽しみを押し出す記事を書いてみるとか、早解き競争以外のパズルをみんなで解くイベントを考えてみたりだとか、色々面白そうな切り口はあるなあ~と思うだけ思うてはおります。できるかどうかはまた別ですが・・・。

・敢えてパズルじゃないことを始めてみる

自分は結構興味があちらこちらに行ってしまう方なのがかえって活動初期には音ゲーのつながりがあり・・・というところでパズルの楽しみに触れて下さる方が増えた、ということもあります。今の、特にツイッターみたいな「関心でつながる」SNSで活動していると、色々なクラスタが存在しているもののクラスタ間はあまりつながりが強くないのかもと思うことがぼちぼちあるので、自分が相手の属性を急に持ってそのクラスタに入って色々してたら逆にこっちのやってることにお相手の方が興味を持って下さることもあるかもしれません。

もちろんパズルを広めるために別の事をするのもなんか違うなということであくまで自分の興味がそっちに逸れたら、という話ではあるのですが・・・。